荻野さんが「よし、分かった」と一言つぶやいて、おもむろに、バッグから封筒を取り出した。
中には帯が2束!初めて見る光景だった。
そして萩野さんがマークシートを塗り、それも、ものの1分で席を立った。萩野さんが戻ってくると俺は荻野さんが購入した馬券を見たくて見たくて仕方がなかったが、そんなことをきり出せるわけもなく、自分も馬券を購入しに行った。マスターは2番人気の2番から馬連5点流し。私は1番人気の6番から馬連で5点流し。レースがスタートして
やはり1番人気が直線で抜けだして1着でゴール!!
今日の初的中だ!!配当は2着が2番2番人気、3着が7番5番人気で馬連580円。1000円買っているから5800円。
800円のプラスだ。でもそれまでにマイナス2万円だったので、いまだにマイナス19,200。萩野さんは興奮した様子もなく席に戻ってきた。
マスター:
「萩野さん、どうでした?」と尋ねると
「とったよ」とおもむろに見せてもらった馬券に、仰天!驚愕!そして静寂!一瞬空気が止まったような感じがした。また初めて見る光景。
マスター:
「7番の複勝に50万!!何だこりゃ!!」
マスターの眼が大きくなっていた。俺も完全に固まっていて本当に時間が止まっていた。辺りの音も消えていた。静まり返ったようだった
配当が出た

「複勝220円だから、
50万円 × 2.2 =110万!!
元手は50万円だから60万円の儲け」


ただただ二人は茫然。
そして11Rのパドックが始まった。心なしか萩野さんの表情がかわった。そして萩野さんが席を立った。しばらくして戻ってきたと思ったら、やはりマークシートを1分くらいで記入してまた馬券を購入しに。私は本命がちがち1.8倍の2番から馬連で5点。マスターは10番2番人気から馬連5点!
そして11Rがスタート。やはり期待通りに5番人気の2番がにげ、他馬がそれを追う展開に。そして直線で内から2番が10番を捕まえに行く。そこに大外から3番人気16番が突っ込んできて2番をかわしてゴール!!かたい決着だった
またもマスター沈没。俺は馬連的中するも320円で取ガミ。
そして萩野さんはやはり沈黙。今回は取れなかったのか。と思ったときにやはりマスターが
「萩野さんはどうだった?」と尋ねた。
「とったよ」とおもむろに見せられた2枚の馬券にやはりあたりの空気が固まった、時間が止まった。私は呼吸をしていただろうか?
「16番の単勝25万 複勝50万!!!何だこりゃ!!」
そして配当が出る
16番単勝720円 複勝 200円だった。
結局、この日は私もマスターもマイナス。マスターに至っては、坊主!私も2勝はしたものの。。。。
そんな中萩野さんは

25万円×7.2 = 180万
50万円×2 = 100万
元手75万円を引いて なんとプラス205万円。


萩野さんは朝から2レース馬券をたった3枚購入しただけで、
なんと1日で265万円も勝っていたのだ。
私とマスターの労力はその何倍だろうか?
本当に今日はすごいものを見させてもらった。

師匠との出会いその4に続く




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