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~師匠から教わった競馬の奥の深さ ~ その3

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その言葉とは・・・
「新聞を持ってこなくていいよ」
どうしてだ!!あんなに頑張って予想したのに、当然新聞を見て検討したいよ~
しかし、師匠が言うには何かしら意味があるはずだ。
私は言われた通りに新聞をおいて一緒にパドックに向かった。

9Rだった。
パドックに来て師匠が
「昨夜予想したことは全て忘れて、パドックだけでいい馬を5頭言ってみ。
人気なんか関係なく、本当に良く見えた馬を」
「はい」と答えたが、
心の中で<そんなのわかるわけないじゃん>と、
どうしていいか全く分からず昨日の予想を思い出しながら、パドックを観てみた。
1番人気から5番人気まではどれも良さそうに見えたので、
私は「1番と3番と6番と9番と14番です」と恐る恐る師匠に伝えました。
「本当にそれでいいのか?」
「はい、いいと思います」と私は何の根拠もなく答えてしまった。
「よし、馬券を買いに行こう」と師匠は馬券を購入し始めた。
何と私がいった1、3、6、9、14番の馬連BOXを各1万円合計10万円購入した。

<マジか!もしこれがだめなら俺の責任だよどうすればいいんだよ。
もう買っちゃったんだから今更人気を言いましたなんていえないしな~。
でも1番人気から5番人気だからこれなら来るだろう>
と心の中でつぶやいているとレースがスタートしました。

4コーナー手前、1番人気から5番人気は全て前にいる。
ただ7番人気8番が大逃げ!
どうせ捕まるだろうと思っていたら、まったく前が止まらない。
しかしそこに突っ込んできてくれたのが2番人気3番と3番人気14番!!
<よしッ!!差せ!!>心の叫びでした!!
ところが・・・
結局8番は2着、1着は2番人気、3着は3番人気。1番人気は直線失速、7着でした。

師匠は笑いながら、
「残念だったね。いいところまで来たけど。これが競馬!仕方ないよ。次行こう」
「続けてやるんですか?」と不思議そうな顔をしていると

「そうだよ。今度は当ててよ!」
<エッ!?なんでまたおれが予想するの?それをまた馬連ですべてBOX?>
私はもうどうしていいか分からないまま、パドックに立っていました。すると師匠が
「今度は1頭だけ選んで」
「はい、わかりました」
おいおい1頭だけなんて18頭もいるのにどうしようか~~。
でも、今度は必ず当てないと、そして師匠にいいところを見せないと!と思っていると
「当てようと思うのではなく、本当にいい馬体の馬を1頭だけに絞って教えてくれればいいよ。
馬券を当てようなんて思わなくていいよ。」
師匠は私の心の中を見透かしているかのように、ただ一言。
そして私は、言われた通りに本当にいい状態の馬、いや、自分がこの馬なら乗ってみたいと思う馬を探そうとしました。
すると不思議と体の力が抜け、辺りの物音がしなくなり、本当にいい状態の馬を見つけて
「3番だと思います」と師匠に伝えると、師匠はにっこりほほ笑んで、
馬券を購入しに行きました。その間に私はパドックの掲示盤を見て愕然!!
何と3番は6番人気!!しまったと思った。最初に掲示板を見ておけばよかったと
思っていたら師匠が帰ってきて、
「席に帰るか」と。
私は引きつりながら
「はい」というしかなく、その途中で師匠に
「3番の馬券を買ったんですか?」と聞いてみた。
「買ったよ。だってあの馬がよかったんでしょ?」
「はい、まーそうなんですけど」私はもうどうしてよいかわからないままいると
「ほら」と師匠が買った馬券をみせてくれました。私は目を疑いました!!

その馬券は

3番 複勝  1000円

なんで!どうして!不安、疑問、自信喪失。このすべてが同時に押し寄せた。
やっぱり俺の言うことは信じてもらえなかったんだ。そりゃそうだよな。前のレースで
あんなに大外しをしたから、そりゃ信じてもらえないよな。

そしてレースが始まった

自信を無くした私に師匠は
「自分が選んだ馬がどんな走りをするかよく見ておくんだよ」と。
私はそうだ、たとえ1000円でも師匠が私がいった馬を買ってくれたんだ。
ちゃんと見なきゃ!その思いが伝わったのか、3番は直線で他の馬とは全く違う
足で突っ込んできた!!私は興奮を隠せず、
「届いて!!」と叫んでしまった」
写真判定!!
そして3着 3番!!!

「よーし!!」とガッツポーズ!!
「・・・」師匠は
「複勝1000円取っただけだけど、そんなに嬉しいの?」と
「はい 的中したことが、何よりうれしいです」
「よかった!!そう思ってくれて」そして一言師匠は
「帰るよ」
「え、もう帰るんですか?メインはこの次ですよ?」
「いいのいいの。それからこの馬券門倉君にあげるから払い戻しいってきて」
「いいんですか?」
「いいよ、だって自分が的中させたんだから!」
「ありがとうございます」私は何も考えずに、馬券を払い戻してしまった。
今思えば払い戻さず、記念に残しておけばよかった。2800円になった。
「今日は俺の責任で負けてしまって申し訳ありませんでした。」
2レースしかやっていないし購入は10万1千円。そのうち的中馬券の
3番の複勝をくれた。師匠がマイナス収支で帰るのを初めて見ました。
しかしこれも私の責任なんだ。もっと勉強しよう。などと考えていると
「時間あるかな?」と
「はい、あります。」断るはずもなかった。
そして二人でお茶を飲みながら、
「今日の9Rはどうして外したかわかるかな」
「俺の相馬眼がなかったからです。申しわけありませんでした。」
「違うよ。門倉君のパドックを観る眼はいいものがあるよ。でも9Rはそれを使ってなかったし、頭数を多く選べて選び方が雑になってたよね。みんなそうなんだよ。
1頭だけという時と5頭という時では、その選び方に差が出るんだよ。だから
9Rは外して10Rは的中したんだよ。まーそれだけじゃないかもしれないけれど、そういうケースが多いのは間違えないね。よくあるのが5頭選んだ時に最後の5頭目が的中するっていう事が多いのはそういうことだよ。5頭目の選び方が他の4頭より絞り込みが入っているからだよ」


「だから競馬はみんな軸を選ぶっていうけれど、それは自分が思う1頭を選んでいるんだよ。
その軸が違うときは仕方ないけど、その馬が4着までに来れば又は
1着と0.4秒差に来ていれば選んだことに間違えはなかったっていう事かな。」

また一つ私のノートに重い言葉が刻まれた。

そして私はまた今日も師匠から学ばせてもらって、しかし心の底では申し訳なさを残して帰宅した。


師匠から教わった競馬の奥の深さ その4へ続く


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